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  4. よく聞く、葬儀費用の問題/北九州遠賀葬祭業協同組合発刊「もしもの広場VOL.1」より

北九州発の終活情報誌
「もしもの広場」

よく聞く、葬儀費用の問題

「商売なのでしょうが、施主の弱みをついて段々派手に高価に吊り上げないでほしい。葬儀で故人の人格を評価しないでほしい」
「悲しみにくれている家族には、明確な金銭と規模について前もって知ることができれば(これが一番むずかしい困難かもしれませんが)、後で疑問(高すぎるなど)が生じないのではないかと思います」

 葬儀社の組合(全日本葬祭業協同組合連合会)が、お葬式の仕事を改善するために利用者の皆様にアンケ−ト調査を実施しています。そのアンケ−ト調査(2007年第8回)の、葬儀費用に関する書き込みの中にあった文章です。初めに紹介した書き込みですが、葬儀をめぐる葬儀社と遺族の関係を象徴していると感じました。葬儀社は少しでも売上を伸ばすために、遺族の心情をくすぐって高い祭壇や棺などを勧める。遺族の方も大切な故人のために何をしたらよいのかはっきりしてなくて、葬儀社の担当者ペ−スで事を済ませてしまう。葬儀が終わったあとで悔やんでも始まりません。

 例えば、私たちが家を買う場合はどうでしょう。家の機能、デザインを何度も検討し、そのためにはどれくらいの費用が必要だと考えるのが普通の姿です。そして、家の内容と費用を何度も検討して最終的な結論を出します。お葬式でも同じです。まず、内容が必要ではないでしょうか。葬儀の内容がきちんとしてないから、後で問題が起こるのです。

 先程、「葬儀で故人の人格を評価しないでほしい」とありましたが、葬儀の大きさやかけた費用の額で故人の人格を評価しないで ほしいと言っているのだと思います。まったく同感です。こうした誤りに陥らないために、私たちばかりでなく、葬儀社を利用する一人ひとりが「自分は自分らしいこうした葬儀をしたい」「大切な人のために故人らしい葬儀を出したい」と考え、事前に準備することが大切なのではないでしょうか。葬儀費用に対する不満やクレ−ムを考える上で、出来るだけ分かりやすい項目にするとか、見積もり書を作成してきちんと説明するとか、やり方ばかりが問題になりがちですが、どのような葬儀をするのかという一番大切な問題が解決されなければ本当の解決にはなりません。

 二つ目の書き込みですが、なにも「一番むつかしい困難」ではないと思います。人の死は思いもよらない突然死もありますが、事前に相談する事は出来ると思います。大切な方の死と時を忘れて向かい合うためには事前相談が必要なのです。
事前相談は、「明確な金銭と規模について前もって知る」ためだけにあるのではありません。今相談している葬儀社が自分たちの要望に合った葬儀のサポ−トをしてくれるのか、見定めなければなりません。葬儀社や葬儀担当者との信頼関係が築かれなければ、納得の行く葬儀はできません。納得のいく葬儀ができて初めて満足感が得られ、少しずつ癒されて行くのです。
だから、葬儀費用の評価は、葬儀に対する満足度と切り離しては考えられないのです。

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