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北九州から信する終活情報誌
「もしもの広場」

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思い悩むことは悪いことなのか?

 一昨年ぐらいから大手流通業者が葬儀業界に参入して来ました。
その謳い文句は「従来の葬儀業界の不透明な部分を淘汰する」と言うことで、「わかりやすい」葬儀費用の価格表や「お布施の価格表」の提示、全国どこでも同じサービスが受けられるフランチャイズ化された葬儀社の設立などを行なっています。 「お布施の価格表」については仏教界から抗議を受け、新聞などで取り上げられていますからご存知の方もいるかもしれません。

今回は、葬儀に関する「わかりやすさ」という点を掘り下げてみたいと思います。
「お布施は読経や戒名への対価ではないので、定価はない。皆さんのお気持ちだ。」とお坊さんは言います。
しかし、お客様の側からすると「それでは困る。具体的にいくら払ったらいいの?」という疑問を持っているのが大半だと思います。
私は、その疑問に対して「わからないならお坊様に直接尋ねるのが一番です。葬儀業者では本当の答えは分かりませんよ。」と伝えています。 最近、知り合いのお坊様とこのようなお話をしたところ、その方は笑いながら「わからないことをいろいろと考え、思い悩むことも大事なんだけど・・・」とおっしゃいました。
それを聞いて私は「お布施の価格表」なるものに代表される「形だけのわかりやすさ」とは、人から「考えること、思い悩むこと」という大切なことを奪い去っているだけなのだと感じました。 「わかりやすく」すること自体は悪いことだとは思いません。

しかし、大手流通業者提示した価格表や全国一律のサービスが真の「わかりやすさ」になっているのかは疑問です。 なぜなら、葬儀には百人百通りの中身があり、それぞれの状況によって大きく変わってくるものだからです。 同じ規模の葬儀だからといって、中身まで同じになるはずは無いのです。
故人の生きてきた歴史、遺族の状況や希望、地域性や宗教観などを十分にふまえた上で、葬儀の規模や内容、そして費用が決定されていくのです。
したがって、本来は遺族にきちんと話を聞き、希望に沿う内容を創り上げていく途中に「わかりやすさ」が求められているのだと思います。 「思い悩むこと」は決して悪いことではありません。
そして「悩みに寄り添い、一緒になって考えアドバイスしてくれる業者」こそ、お客様にとって一番必要な葬儀業者なのだと思います。 広告などの「入口の段階でのわかりやすさ、形だけのわかりやすさ」によって、途中であれこれと悩むことは無かった。
しかし、終わってみると葬儀社主導の中身を押し付けられただけの葬儀であった。そのような失敗をしないために、信頼できる業者を探す。 その意味からも早目からの事前相談が役立つといえるのです。

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事前準備編「子供のいない夫婦の場合」

最近では、家族形態の変化もあり、子供のいないご夫婦も多数いらっしゃいます。 その様な方は、葬儀の事だけでなく以下のような事柄も準備される事をお勧めします。

【財産の相続権】(死別ではなく、はじめから子供のいないケース)
配偶者が死亡すると、子供がいる場合には、配偶者と子供が半々で相続します。 子供がいない場合は、配偶者以外の人に相続権が発生して、大変になります。
相続権者が配偶者と親(妻が死んで夫が残された場合は、妻の実親になる)配偶者3分の2、親3分の1
相続権者が配偶者と兄弟(被相続者の両親が既に死亡して、兄弟がいるとき)配偶者4分の3、兄弟4分の1
遺言状を残せば遺言状の内容が最優先となります。 (遺留分請求権は残る)
子供がいない場合、有効な遺言書があれば兄弟には相続権は発生しない。問題は、遺言書がない時の法定相続です。 相続人は配偶者と親と兄弟となります。親や兄弟が相続を遠慮しても、それぞれの名義変更には印鑑証明や同意書への押印をお願いしなければならず大変です。

【供養の事】
将来的にお寺様のことやら、お墓の事やら、誰にみてもらうのか、どのように供養するのか、現実的に考えておく必要があります。 それにより、遺言の内容を考える方もいます。

【つれあいが一人になってしまったときの事】(任意後見人制度の活用)
高齢や病気などが原因で判断能力が不十分となった時のために、どのような財産管理や療養・介護を望むのか、またそれを誰にお願いしたいのか、本人が契約によって自由に内容を決めておく事ができます。 代理行為を容易にする、受任者に対する誤解や疑いを防止できる、任意後見監督人による監視の目が期待できます。
これらの事は、それぞれの家庭で状況も違ってきます。元気なうちに考えておけば、より適切であり、余裕を持って考えることができます。

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コラム「焼香の豆知識」

 葬儀に参列する時には、それぞれがお香を持参して死者に手向けるのが、古くからのしきたりでした。
しかし、今ではあらかじめ仏前に供えてあるお香を用いるようになりました。
お参りに行くと地域によっては経机に百円が置かれているのを見かける事がありますが、御当家のお香を使わせて頂きましたので「お香代」を置いているのです。
昔のしきたりの名残なのです。

さて、「葬儀にいくと司会者が焼香の作法を説明することがあるが、その通りにしないといけないのか?」と質問されたことがあります。
焼香の回数を一覧表にしたものを記載しましたが、葬儀の場合、宗派によっては略式にて一回の焼香でも良いとされています。 また、慣れているご自分の御宗旨の作法でも構わないと言われています。
大切な事は、亡くなられた方に心を込めて手向ける事ではないでしょうか。

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おばあちゃんの嫁入り

 「何だかね、このままじゃ可哀想でね・・・どうにかならんかねぇ」
打合せの冒頭に喪主が発した言葉は、抗ガン剤治療の副作用で髪が抜け落ちてしまった亡き母を気遣ってのものでした。 自分を産み育ててくれた母親。それ以上にその人は「ひとりの女性」なのです。苦しい闘病生活と、その苦しさを物語る抜け落ちた髪。 「カツラを被せてあげたい。用意はできる?」喪主であるご長男は、ニット帽で頭を隠したその姿に、生前の母親との違いを強く感じていたのだと思います。 喪主はお参りに来るご親戚や友人の方にも今の母親の姿をあまり見せたくはない様子。
私たち葬祭業者のすべき事は、喪主のこの不安を取り除くことでした。

一昨年公開された映画「おくりびと」をご存じの方も多いでしょう。
「納棺師」を題材にした映画でした。納棺師の技術には、ご遺体の洗体と保全、そして映画の中で最も印象的だったお化粧などがあります。 この納棺師さんに協力してもらいました。
「カツラで隠すより、自然な感じにしたい。綿花を使って白無垢姿に出来ない?先に他界しているおじいちゃんのところに二度目の嫁入りをさせてあげたい。」私の提案に納棺師さんはビックリしていましたが、私は本気で提案していました。
喪主にも説明して了解をもらいました。綿花で作った白無垢を着せ、綿帽子で髪を隠す。唇に紅を引き、頬もチークでほんのり桃色に染めてもらいました。
とてもかわいい八十歳の花嫁。納棺を終えて、喪主に花嫁姿の母親の姿を見てもらいました。しばらく無言で棺の中を覗き込んだ後、喪主の表情が和らいでいきました。 その後の通夜では、喪主が常に棺の傍らにいて母親の姿を見てほしいと参列者に声をかけていました。
涙を浮かべる人、笑顔で覗き込む人、どの人も喪主からの説明を頷きながら聞いていました。葬儀後の出棺のときも、遺族・親族だけでなく友人・知人が棺の周りに集まり、皆さんでお別れの花を手向け、賑やかな出棺となりました。
葬儀の時間は大幅に延びてしまいましたが、不満を口にする人は誰ひとりいません。葬儀の場ではありますが、おばあちゃんの「二度目の嫁入り」です。
たくさんの人に見守られながら、かわいい花嫁衣裳でおじいちゃんのところに嫁いでいくおばあちゃん。参列者全てが参加した葬儀。
そして、とても温かな嫁入りだったと思います。
花嫁衣裳のおばあちゃんは少し照れくさかったかも知れませんが、おじいちゃんと幸せになってくれることを皆が願い、確信した葬儀でした。

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事後の手続き「香典返し」

 葬儀を執り行うと、「香典」をいただくことが多いと思います。その場合、香典に対して「香典返し」という返礼を行うのが一般的です。

香典返しは、元々四十九日法要を過ぎた頃に贈る事が多かったのですが、通夜・葬儀当日に行う「当日返し」も最近増えてきました。
後日お返しをするか、当日のうちにするかは葬儀の内容や規模・参列者の階層・喪主を含めたご家族の状況などによって一概にどちらがいいかは判断できません。
(以下にその利点と欠点をまとめてみました。)

 内 容 後日返し 当日返し
 香典額に応じた対応(金額設定) 確実にできる 予測が難しい
 返礼品の選びやすさ 確実にできる 限られた中での選択
 事後の手間(発送作業など) 全員に対して必要 当日返しで不十分な方のみ
 送料(宅配便など) 送付分全部に必要 追加分以外は不要
※香典返しをする際の考え方については3号のコラム「香典返しの意味合い」に記載されていますので、
今回は留意点について述べます。

1.返礼品の内容
以前は「不幸ごとの返礼だから、後々まで残らないものが良い」とされ、食品や洗剤などの消耗品がよく使われていたようです。
しかし、「高額な香典に見合うお返しを消耗品でしようとすると、膨大な量や重さになってしまう」という理由で、毛布や調理器具などの消耗品でないお返しをすることも増えてきているようです。
ただし、「商品券」と「カタログギフト」を返礼として使う場合は、その利点と欠点とを十分に検討しておくことが大切です。
「商品券」は使い勝手が良いため喜ばれる方も多いのですが、露骨にお返しの額が分かってしまいます。
「カタログギフト」も受け取った側が商品を選べる利点はあるものの、受取手続きに期限があることに気づかず、時間切れで受け取れないことも起こり得ます。 カタログギフトに不慣れな高齢者世帯には不向きかもしれません。
また、相手様に送るカタログに載っている商品の市場価格は、カタログの金額の6割程度と言われています。
したがって低額なカタログに記載される商品はかなり安価なものとなり、あまり喜ばれないかもしれません。
いずれにしても、香典返しは「日常のお付き合い」の延長上にあるものとして、相手との関係や付き合いの度合いなどで品物を選ぶ必要があるといえます。

2.業者を選ぶとき(後日の香典返しの場合)
返礼品の業者も様々です。「単純に低価格」とか「送料無料」といった点だけでなく、以下に上げる事項も業者選択のポイントです。
見積りを嫌がらない
自宅(指定した場所)に来てくれる
発送済み証明を出す

通常、こうした業者は返礼品に礼状を無料で付けることが多いと思いますが、その文面についてもしっかりとした打ち合わせができる担当者かどうかも、業者の信頼度を表す目安の一つだといえます。
先に述べたように、香典返しも一つの儀礼、今後のお付き合いを円滑にすることがその中心的な意義です。
葬儀直前のあわただしい中、香典返しだけでなく、通夜・葬儀参列者への返礼品をどのようにするかを考えることは、時間的にも精神的にも負担が大きいと思います。
葬儀規模とも密接につながる返礼品についても、事前に考えておくことが大事だといえます。

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