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北九州から信する終活情報誌
「もしもの広場」

体験してわかった「事前相談の大切さ」

私は、この仕事に携わるようになって五年目になります。
まだまだ至らない点ばかりで、勉強することがたくさんあります。
しかし、「何か一つだけ皆様に伝えたいことは」と尋ねられたら「事前相談に行くこと」と答えます。

私事ですが、六年前に父を亡くしました。
私は、千葉に住む兄と二人兄妹です。父の肺に小さな癌が見つかったのは、亡くなる年の5月のことでした。
早期発見だったので、最初は抗ガン剤治療で大丈夫と医師から言われていました。しかし、その後「夏は越せないだろう」との告知を受け、母と私は言葉を失いました。
「元気なうちに一度家に帰ってきてほしい」と兄を呼び寄せました。病床の父を見て兄は「思ったより元気そうで安心した」と言い、「お兄ちゃんに無様な格好を見せられるか!」と父は気丈に応えていました。
父の入院費、保険の利かない抗ガン剤などの治療費、そして葬儀費用。「いくら準備しておけばよいのか・・・」不安でかつ母だけでは決められないことばかりでした。
兄が次に帰省してくるのは父がなくなったときとわかっていました。だから、兄がいる間に費用を含めた葬儀全体のことを決めておきたいと考え、ある斎場に向かいました。
ところが、当時は事前相談が十分できるところは少なく、斎場の下見程度のことで終わってしまいました。ただ、「三日間程度なら、お通夜は延ばせます」と聞いたことだけを心に留めておきました。

そして、七月のある日の朝八時三十分父は息を引き取りました。私は「お通夜は延ばせる」の言葉を思い出し、迷わず翌日に通夜を延ばしました。
通夜・葬儀の内容を決める打ち合わせも、兄が到着するまで待ってもらいました。 そうして無事、通夜・葬儀を終えることができました。終わってしまえば、抱いていた不安の中には「たいしたことではなかった」と思えるものがあることもわかりました。
しかし、送る側にとっては、いくつもある漠然とした不安を、少しでも取り除いてもらうことがとても大切なのだとそのとき感じました。さらに不安を抱えている時間は短い方が良いこともわかりました。

葬儀の仕事に携わるようになって気づいたこと、身内を送り出したからこそ気づけたことがたくさんあります。
経験を踏まえ、葬儀に必要なものとそうでないもの、これを次くと後々遺族が困ることなどをお客様に説明させていただきたいと願っています。
「元気なうちに事前相談を。」
これが、私から皆様にお伝えしたいことです。

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