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北九州から信する終活情報誌
「もしもの広場」

人の死について考える

先般、ある講演会に参加しました。「よく生き、よく笑い、よき死と出会う」という演題で、死生学を研究している大学の名誉教授のお話です。
葬儀社の仕事をしていく上でたくさんのことを考えさせてもらえる内容でした。
この先生は「死の準備教室」を提唱されており、「肉体の死」(文字通り生命活動の停止)、
「心の死」(故人や周囲の人間の精神的な面に関する問題)、
「社会的な死」(故人の会社的なつながり、社会的な立場と死との関係)
「文化的な死」(葬儀を含めた故人とのお別れの意味)という四つの側面について説明されました。
「肉体の死」という面からは、死後遺体の処理、すなわち火葬して遺骨にし、それをお墓に入れるということを家族に伝えておけば済むことです。否、家族でなく葬儀社に依頼しておくことで事足りるかもしれません。
しかし、先生は、「肉体の死」以外の重要性を語っておられました。 それは「人は死んでもその足跡が他の人の心に残るものである」という「心の死」のことでした。

これは、葬儀の場面での遺族の方の心の内を想像するとわかりやすいと思います。家族の誰かを失い泣き崩れ、呆然とする姿。その中に故人への様々な思いが見て取れます。
その人が生きていたときに残した何かが遺族の心の中に溶け込んでいて、普段はあまり抱いていなかった気持ちが葬儀の場で吐露されていると思うのです。もちろん、遺族だけでなく、友人や知人も似たような心象風景なのではないでしょうか。

講演を聴き、葬儀の仕事は遺族の思いを大事にしなければならないと再確認しました。「遺族の声を聞く…」葬儀社の宣伝文句によく使われる「真心」とか「誠心誠意」とかは「声を聞く」のではなく、「心の声を聞く」ことなのだと思います。
単に遺族からの要望を「ハイ、仰せのままに」という受け身の姿勢の葬儀社ではいけない、言葉の隙間にある「思い」を受け止めよりよい提案・助言ができることが必要だと思います。

先生は「生きる時間が限られている以上、時間を意識して死を考える必要がある」ともおっしゃっておられました。葬儀も死を考えるときに必要なことの一つです。 「肉体の死」以外の「心の死」「社会的な死」、「文化的な死」の意味から葬儀を再度考えてみてはいかがでしょうか。

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