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納棺・通夜葬儀の流れ(北九州版)#2
納棺・通夜

納棺・通夜

2納棺・通夜

納棺は、ご安置後から通夜前までの間で、近親者が揃ったタイミングでおこないます。
遅くとも通夜の開式2時間前には終えるようにします。納棺・通夜

納棺をおこないます

納棺1

納棺2

  • 本来は、ご遺族やご親戚の手によっておこなわれていた納棺も現在は、葬儀社の担当者や映画「おくりびと」ですっかり有名になった「納棺士」など専門スタッフがおこなうケースが増えています。とはいえ、ご遺族が立ち合って、手を添えながら納棺するしきたりに変わりはありません。
  • 故人愛用の服や品物など、御棺に一緒に納めたいものをあらかじめ用意しておきます(ただし、金属やガラス類などは火葬の際にご遺骨を損傷しますし、北九州市火葬場でも禁止されていますので決して入れないでください)
  • 納棺士による美装納棺では、痩せたほほに綿花を含ませふっくらしたお顔に見せる復顔技術や体液の衛生処置から化粧、調髪、ひげ剃り、爪切り、着せ替えといった本格的な納棺サービスをおこないます。また、「湯灌」では専用浴槽を持ち込み全身を洗い清めることができます。故人が長期入院等で入浴もままならなかったケースでは、ご家族に大変喜ばれるサービスです。

キリスト教の納棺式

キリスト教では、カトリックの場合は神父、プロテスタントの場合は牧師が、
納棺に立ち会い祈りを捧げる儀式をおこないます。

納棺1

納棺2

通夜の準備をします

祭壇や式場の設営、受付用品の準備などはすべて葬儀社がおこないます。ここでは、ご遺族がおこなう準備のみをご説明します。

  • 喪服の用意をします(通夜でもご遺族は喪服の着用が通例です)

    男性の場合は、略礼装の黒スーツが主流です。(社葬や団体葬などの大規模葬に於いては、正式礼装であるモーニングコートが着用されています)学生の場合は、制服を着用します。

    女性の場合には、和装と洋装の2種類があります。どちらという決まり事は有りませんが、喪主またはそれに準じるような立場の方は和装が多く、それ以外のケースでは洋装が多く見受けられます。なお、和装の際に貸衣装や着付けを依頼する場合には時間的な余裕を持って手配してください。

通夜の準備通夜の準備

  • 弔問客へのもてなしの用意ですが、全国的には「通夜ぶるまい」と呼ばれる通夜後に飲食でもてなす地域も有りますが、北九州地域ではあまり馴染みのない風習で、通常の場合は行ないません。
    弔問客のおもてなしには、お茶や茶菓子などを用意しておきます。ただし、遺族や親族の通夜後の食事として用意する場合は多く、その際には精進料理の盛り鉢スタイルが一般的です。なお、受付などのお手伝いをしていただたお世話役や親しいご友人には食事を勧める場合もあります。

通夜の準備

仏式

通夜後の食事を準備する場合、北九州地域では精進料理が主流です。

神式

神葬祭では、このような会食の席を「直会(なおらい)」と呼びます。
また、肉や魚の料理もまったく問題ありません。

通夜の準備

  • この他にも通夜を向かえる準備として次のようなことが挙げられます。
    とても喪主ひとりで対応できるものではありませんので、ご遺族やご親戚であらかじめ役割分担を決めておきます。

    • 通夜式で弔問客への代表謝辞は誰がおこなうのか
    • 遺族親族の席順や焼香の順番はどうするのか
    • 香典の管理と保管は誰がおこなうのか
    • 供花を並べる順番は誰が決めるのか
    • 届いた弔電の整理は誰がおこなうのか
    • 故人の御棺に付き添って泊まる方はどなたか

    ★ご注意ください
    近年、北九州地域に於いて葬儀中の留守を狙った空き巣被害が発生しております。
    斎場を利用して通夜・葬儀を執り行う場合には、ご自宅の戸締まりと貴重品の管理等に充分にご注意ください。

通夜を執り行います

ここでは、北九州地域に於ける一般的な通夜の進行例を宗教別にご紹介します。

仏式の通夜

  1. 遺族・親族は、開式10分?15分前には着席して待ちます。
  2. 導師(僧侶)の入場で通夜が開始されます。
  3. 導師が読経をお勤めします。(読経の時間は約30?40分ですが、宗旨・寺院により異なります。)
  4. 喪主・遺族・親族の順で焼香します。
  5. 弔問客が、焼香します。(この時、喪主・遺族の代表3?4名が焼香台の脇にて立礼をする場合が多いです。)
  6. 喪主が弔問客へお礼を述べます。(僧侶の退席後におこなう場合があります。)
  7. 式の最後に僧侶による法話や説教があります。(宗旨によってはおこなわない場合があります。)
  8. 導師(僧侶)が、退席して通夜が終了します。

神式の通夜祭と遷霊祭

  1. 遺族・親族は、開式10分?15分前には着席して待ちます。
  2. 斎主・斎員が入場、着席して開式します。
  3. 斎主の拝礼。
  4. 祭詞奏上。(斎主が、祭詞を奏上します。一同は頭を下げて拝聴します。)
  5. 詠歌(るいか)奏上。(楽員が、詠歌を奏上します。)
  6. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)。(斎主が、最初に玉串を捧げ、続いて副斎主・喪主・遺族・親族の順に玉串を奉奠します。この時、二礼・二拍手・一礼をしのび手でおこないます。)
  7. 斎主拝礼。(斎主が拝礼し、全員が斎主に従って拝礼します。)
  8. 斎主・斎員退出。

古神道神理教の通夜祭

  1. 遺族・親族は、開式10分?15分前には着席して待ちます。
  2. 斎主・斎員が入場し、開式します。
  3. 修祓。(清祓・大祓などの祓行事がおこなわれます。)
  4. 降神の儀。(この間、消灯されます。)
  5. 通夜祭祝詞奏上。
  6. 祈念詞奏上。
  7. 斎主挨拶。
  8. 玉串拝礼。(喪主のみ祭壇前まで進み玉串を奉奠します。他の方は、斎員の後方にある奉奠台にて拝礼します。この時、二礼・四拍手・一礼をしのび手でおこないます。)
  9. 参列者玉串拝礼。(この時、喪主と遺族の代表は奉奠台の脇にて立礼をします。)
  10. 斎主にならい拝礼(両段再拝)。
  11. 閉式。
  12. 斎主・斎員退下。

カトリックの通夜のつどい

カトリックの場合は、通夜のつどいのほとんどが斎場か自宅でおこなわれ、葬儀ミサは必ず教会でおこなわれます。
カトリックでは、故人に応じた式次第がその都度作成されますので、ここでは一例をご紹介します。

  1. 遺族・親族は、開式10分?15分前には着席して待ちます。
  2. 奏楽(オルガン演奏)か賛美歌(聖歌)斉唱で開式します。
  3. 司祭(神父)により聖書朗読がされます。
  4. 祈り。
  5. 賛美歌斉唱。
  6. 説教。
  7. 祈り。
  8. 献香。(司祭が、棺に聖水を掛ける「撤水」をおこないながら棺と祭壇の周囲を回って香を振りかけます。)
  9. 焼香。(会場が、自宅や斎場の場合に献花ではなく焼香をおこなうことが多いです。)
  10. 祈り。
  11. 遺族代表挨拶。

プロテスタントの前夜祭

プロテスタントの場合は、前夜祭のほとんどが教会でおこなわれ、葬儀式は必ず教会でおこなわれます。
プロテスタントでは、故人に応じた式次第がその都度作成されますので、ここでは一例をご紹介します。

  1. 遺族・親族は、開式10分?15分前には着席して待ちます。
  2. 開式の辞。(牧師が開式を告げます。)
  3. 賛美歌斉唱。(参列者全員で賛美歌を歌います。)
  4. 聖書の朗読。(牧師が聖書の朗読をおこないます。)
  5. 祈祷。
  6. 感話。(牧師が故人を偲び、故人の生きざまや思い出話を語ります。)
  7. 賛美歌斉唱。
  8. 献花。(喪主・遺族・親族の順に献花をおこないます。参列者献花の際には、喪主と遺族の代表が献花台の脇にて立礼をします。)
  9. 閉式の辞。(牧師が閉式を告げます。)

友人葬の通夜

  1. 遺族・親族は、開式10分?15分前には着席して待ちます。
  2. 導師(儀典長)の入場で通夜が始まります。
  3. 導師により勤行がおこなわれます。
  4. 導師が焼香します。
  5. 喪主焼香に続いて遺族・親族が焼香します。
  6. 弔問客が焼香します。(この時、喪主・遺族代表は焼香台の脇にて立礼をします。)
  7. 創価学会より名誉称号や功労者名簿などが紹介される場合があります。
  8. 儀典長の挨拶があります。
  9. 遺族代表が挨拶をします。
  10. お題目三唱をします。
  11. 導師(儀典長)退場で通夜が終了します。

親戚・知人・関係先などへの訃報通知

  • 喪主は、僧侶の控え室へ出向いて御礼を述べます。また、遺族はできる限り多くの弔問客に声をかけて御礼を伝えます。
    (北九州地域では、一般参列者への通夜ぶるまい等はほとんど行いません。したがって、弔問客は通夜式を終えるとすぐに帰り支度をしますのでご遺族はお見送りをします)
  • 弔問客が帰られた後は、喪主から親戚あるいは世話役・親しい友人などへ御礼を述べて飲食(精進料理など)を振る舞います。
    もてなしを受ける方も、喪主や遺族の心労にも配慮して1時間程度で切り上げるよう心掛けます。
  • 遺族(家族)だけを残して、皆さんが帰られたらようやく一段落します。落ち着いて故人を偲ぶことのできる貴重な時間といえます。ひと晩中、線香や灯明を絶やさずご遺体を見守る「夜伽(よとぎ)」と呼ばれるしきたりもありますが、ここまでの心労と明日のご葬儀を考えた場合、あまり無理をせずに休まれることをお勧めいたします。