お葬式Q&A北九州の葬儀や仏事にまつわるご質問
納骨(お墓など)に関するご質問③
手元供養とは何ですか?
手元供養とは、故人の遺骨や遺灰の一部(分骨)をオブジェタイプやペンダントタイプなどの専用容器に納め、身近に置いて供養することです。手元供養は、大きく分けると2つの使われ方をしています。
一つは早世した子供さんや、長年連れ添った方が亡くなり、遺骨を手放す寂しさに耐えられない想いから、手元に置いたり身につけたりする使われ方。これは、グリーフケア(大切な人を亡くした悲しみからの回復をサポートする)の一環ともとらえられています。
そして、もう一つは、様々な理由からお墓の代わりとして使うケースです。
お墓の代わりとする場合でも、下記のように組み合わせる納骨方法があります。
- 従来のお墓+手元供養
- 永代供養合祀墓+手元供養
- 本山納骨+手元供養
- 従来のお墓+本山納骨+手元供養
- 自然葬(樹木葬・散骨)+手元供養
- 従来のお墓+自然葬+手元供養
- 永代供養合祀墓+自然葬+手元供養
- 仏壇+手元供養
- 手元供養のみ
従来の納骨方法を尊重しつつ、「手元供養」を選択肢に加えることによってこのようなバリエーションが生まれています。