お葬式Q&A北九州の葬儀や仏事にまつわるご質問
納骨(お墓など)に関するご質問④
手元供養をしたいと考えているのですが、実家にお墓もあります。どうしたら良いですか?
手元供養は、全骨を納めたり加工するものではありません。あくまでも遺骨・遺灰の一部を対象といたします。
したがって、主にはご実家のお墓に納骨され、一部のご遺骨を手元供養になさられてはいかがでしょう。
これならば、遺骨はお墓に納めるという従来の慣習にも添いますし、遠隔地や時間の都合で頻繁に墓参できない場合でも毎日身近で供養できます。
中には「分骨をしてはいけない」とか「お骨を家に置いてはいけない」などと申される方もいますが、これは特に根拠のない迷信といえます。(宗教上の解釈においても、法律上においてもまったく問題はありません)大切な方の遺骨を大事に想う気持ちこそが、もっとも貴重ではないでしょうか。
手元供養のスタイルにも、オブジェタイプ(ミニ骨壺等)やペンダントタイプ(ブレスレットや指輪もある)などがありますので、あなた自身の供養スタイルに合わせて選ばれるとよいでしょう。