お葬式Q&A北九州の葬儀や仏事にまつわるご質問
宗教(お寺など)に関するご質問④
お坊さん(寺院)には、御布施をどのくらい包めば良いのですか?そして、お渡しするのはいつですか?
御布施の金額は宗派や寺院によっても異なりますし、菩提寺およびご住職とのお付き合いの度合いやその関係性、さらには宗教心やご葬家の経済状態によっても違ってきます。
お布施は、相場的な発想で考えるのではなく、喪主の状況や環境、故人との続柄、葬儀に対する考え方等々をしっかりご住職に伝えた上で、できる範囲の金額で考える事が望ましいといえます。
そのようなお願いの仕方(葬儀の依頼時)であれば、ご住職の方もこころよく御導師を勤めてくださると思います。
したがって、ここでは一概にどのくらい包めば良いかは申せませんが、ご遺族の負担も考慮しながら状況に応じたアドバイスをさせて頂きますので一度詳しくご相談ください。お布施の内訳としては、・枕経(臨終勤行)・お通夜・葬儀と、この3度のお勤めを一連の御布施としてお包みします。(その都度、用意してお渡しする必要はありません)
この他に、脇導師の御布施・御車料・御膳料・院号料(戒名料)などが状況に応じて必要となります。
又、葬儀当日に繰り上げて初七日法要を営まれる場合は、別に「初七日御布施」として用意します。
そして、御布施をお渡しするタイミングとして最近では初七日法要の後にお渡しする方が多いようですが、葬儀後一週間以内を目安にして主なご遺族の方々で寺院へ出向かれてお渡しする方がより丁寧に思われます。
その際には、今後の法要日程や納骨などのご相談をされると良いでしょう。